月別: 2016年12月

弁護士費用について

弁護士への相談の際、ここから先にかかる費用が心配になり、相談を躊躇することもあるかと思いますが、実際は、あとから多額の費用を請求されるような心配はないと思います。弁護士事務所の料金は透明になっており、気軽に相談できるよう配慮が行き届いていますし、料金についての丁寧な説明や、支払い方法についての相談も丁寧です。ほとんどの弁護士事務所は、着手金と成功報酬それに交通費や出張費などの実費がかかります。交通事故の被害の程度によっても費用が違う場合もあり、詳細について説明を聞くことが重要です。そのうえで、真に被害者のために動いてくれるかを見極めましょう。

そこで思い出してほしいのが、被害者が加入している自動車保険です。そこに弁護士費用特約が付帯されていれば、被害者が依頼する弁護士費用を保険金として払ってもらうことができます。これによって被害者は弁護士費用を払う必要がなくなります。詳細は保険会社に問い合わせる必要がありますが、事前相談費用、受任契約後に発生する着手金や報酬、訴訟・仲裁・和解などの費用といった幅広い部分に適用されます。自分が依頼したい弁護士が保険の対象になるかどうかも確認が必要です。今加入している自動車保険に付帯されていないなら、追加で付帯することをお勧めします。

弁護士に相談する利点

交通事故の被害者が弁護士に相談することによる利点について理解しましょう。まず最大のメリットは、弁護士から適切な助言を受けられることです。被害者は、心身ともに大きなダメージを負っています。この状況ではいったい何をすればよいか、見当もつかず、相談する相手を探すのも一苦労です。
警察が間に入ってくれることを期待しても、実は警察が関わるのは事件かどうかであり、事件性がなければ実況見分で警察の対応は終わりで、仲裁に入ってはくれません。後で症状が出てくることもあり、生活に支障が出る事だってありますし、また、保険会社との交渉が行き詰まったり、治療費を払ってもらえないなど、こじれてから相談するのはもったいないです。

もう一つは損害賠償や慰謝料の増額が期待できることです。

参考サイト〈交通事故の慰謝料無料相談ができる弁護士法人 アディーレ

加害者は事故直後に現場で自分の落ち度だと殊勝な態度で認めていたのに、保険会社が入ると過失割合が大きく示されることがあります。これはできるだけ保険金を低く抑えたいという加害者側の都合です。保険会社は示談の際に自賠責基準という最も低い賠償基準に基づく示談額を提示することが多いようです。そこに弁護士が入ることで、増額を勝ち取ることが期待できます。弁護士報酬を多くもらえるのもありますが、被害者の生活を支えるためにも金銭的な補償を多く勝ち取ることが必須ですから。